砂漠のなかでも
水のなかでも
都会のなかでも
どんなところでも
歩くことは私の証しだった
そらのほしを、つきを、たいようを、
めざすつもりでのあゆみ
その足をとめることは闇へ落ちること
無限地獄
這い上がる強さを知り、無力を知る
私はそこで小さくなる
消えることだけを
かろうじて避けながら
今も闇をのぼる
そらの
ほしを
つきを
たいようを
ひかりを
めざして
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